【日進PJ】最終報告会を開催しました!

2024年2月20日(火)、日進プロジェクトの地権者の方向けの最終報告会を開催しました。

日進プロジェクトでは約半年にわたって、日進北部土地区画整理事業区域の将来像を検討してきました。
今回の最終報告会では、3年生3グループがこれまでの現地調査や住民の皆さんとの意見交換を踏まえて考えた提案をそれぞれ発表しました。

◎提案1 【やすみながら あそび、まばべる場所】
地区西側エリアに焦点をあて、図書館を中心とした複合施設を提案した。子育て世代等を含めた多様な人々がゆっくりと時間を過ごすことができる空間を目指し、商業施設や銭湯の他に、子育て支援施設等の整備。空間は斜面の多い地形をいかした広場と建築の提案を行った。

◎提案2 【FUTURE COMMONS】
地区の豊かな自然環境に着目し、人や資源が循環するサステナブルな地区を目指した。大学生と高齢者がともに役割を持って共生するための集合住宅、道沿いで地域の「コモン」となるポケットパーク、ビオトープ等を提案した。また長期的なまちづくりの仕組みもあわせて検討し、豊かな居住空間を目指した。

◎提案3 【歩いて交わるまち】
地区近隣に立地する大学に着目し、大学生と地区住民が交流を通じて関係を構築し、世代が循環しながら発展する地区イメージを提案した。共同菜園や散歩道を有するゆとりある住宅地計画とし、農のある暮らしを提案した。高齢者も暮らしやすく、多くの人々が交流するための仕掛けとして、福祉ゾーンや調整池を活かした親水空間等を提案した。

地権者や日進市区画整理課の皆さんからは、ポケットパーク等を活かしたゆとりある生活空間や調整池を活かした親水空間等の提案に対して関心を寄せていただき、提案に対するアドバイスや改善点も含めて、非常に貴重なご意見を多くいただきました。また、エリアマネジメント等の長期的なまちづくりの視点の重要性を共有することができました。

今回、実際に地区にお住まいの方々と意見交換をしながら、地区スケールの空間イメージを検討・提案することができたのは大変貴重な機会となりました。関係者の皆様、本当にありがとうございました!

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